企業が生き残るには

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外部ソースの有効活用

現在、自社の業務の一部をアウトソーシングする企業が増えています。アウトソーシングとは、特定の業務を外部の企業に委託することです。かつては、企業の業務というものはその企業の社員が行うことが当然とされていました。各企業が人事・経理などの部署を設置し、そこに社員を配置し、業務を行っていました。当然、正社員として人員を確保するためには人件費をはじめ様々なコストがかかります。しかし、業務によっては、わざわざ社員を確保しなくても、アウトソーシングを利用することでコストを抑えることができるようになってきました。アウトソーシングしやすい業務とは、例えば電話受付やデータ入力のようなルーティンワークです。ある程度のマニュアルを作っておけば、自社の社員でなくても業務を行うことができるからです。反対に、アウトソーシングに向かない業務とは、総務のようにその企業特有のルールを理解していないとできない業務です。しかし、最近では総務のアウトソーシングを請け負う企業も出てきています。そもそも、総務という業務は非常に抽象的で、何でも屋のようなイメージがあります。一言で「総務部」といっても、企業によってその担当する業務は大きく異なります。自社の総務に当たる業務を洗い出せば、その中にはマニュアル化が可能な業務、すなわちアウトソーシングできる業務を発見できる可能性があります。今後、労働人口の減少や国際的な企業間競争の激化に伴い、労働力の確保やコスト削減の重要性はますます大きくなっていくことが予想されます。アウトソーシングは、これらの問題を乗り越えるために有効な手法となるでしょう。そして、それをよりよく活用するためには、従来のような電話受付等の業務だけでなく、総務に関する業務も見直すことが重要となります。